伯耆町議会 > 2006-08-07 >
平成18年 8月第 5回臨時会(第1日 8月 7日)

  • "臨時会"(/)
ツイート シェア
  1. 伯耆町議会 2006-08-07
    平成18年 8月第 5回臨時会(第1日 8月 7日)


    取得元: 伯耆町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-10
    平成18年 8月第 5回臨時会第1日 8月 7日) 伯耆町告示第37号  平成18年第5回伯耆町議会臨時会を次のとおり招集する。    平成18年8月4日                       伯耆町長  住田 圭成  1  日 時  平成18年8月7日  2  場 所  伯耆町議会議場  3  付議事件 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(ささふく水辺公園          )          伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(桝水高原リフト及          び桝水フィールドステーション)          伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(有線テレビジョン          センター)          伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(鬼の館)          伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(岸本保健福祉セン          ター健康増進棟)          伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(清掃センター)          伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(おにっこランド及          び鬼のミュージアム
             平成18年度伯耆町一般会計補正予算(第2号)          平成18年度伯耆町有線テレビ放送特別家計補正予算(第1号)          平成18年度伯耆町索道事業会計補正予算(第1号)  〇開会日に応招した議員        遠 藤 俊 寛        細 田   栄        影 山 辰 雄        小 村 公 洋        角 田   純        長谷川   盟        野 坂 明 典        大 森 英 一        勝 部 博 史        中 田 壽 國        幅 田 千冨美        大 江   昇        柳 清 茂 郎        田 辺 公 教        入 江 正 美        西 郷 一 義  〇応招しなかった議員        なし ────────────────────────────────────────      第5回 伯 耆 町 議 会 臨 時 会 会 議 録(第1日)                          平成18年8月7日(月曜日) ────────────────────────────────────────                     平成18年8月7日 午後1時00分 開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(ささふく水辺公園) 日程第5 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(桝水高原リフト及び桝水フ      ィールドステーション) 日程第6 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(有線テレビジョンセンター      ) 日程第7 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(鬼の館) 日程第8 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(岸本保健福祉センター健康      増進棟) 日程第9 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(清掃センター) 日程第10伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(おにっこランド及び鬼のミ      ュージアム) 日程第11平成18年度伯耆町一般会計補正予算(第2号) 日程第12平成18年度伯耆町有線テレビ放送特別家計補正予算(第1号) 日程第13平成18年度伯耆町索道事業会計補正予算(第1号) ────────────────────────────────────────                本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(ささふく水辺公園) 日程第5 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(桝水高原リフト及び桝水フ      ィールドステーション) 日程第6 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(有線テレビジョンセンター      ) 日程第7 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(鬼の館) 日程第8 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(岸本保健福祉センター健康      増進棟) 日程第9 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(清掃センター) 日程第10伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(おにっこランド及び鬼のミ      ュージアム追加日程第1 平成18年度伯耆町一般会計補正予算(第2号)        平成18年度伯耆町有線テレビ放送特別家計補正予算(第1号)        平成18年度伯耆町索道事業会計補正予算(第1号)の議案の撤回につ        いて ────────────────────────────────────────                 出席議員(16名)          遠 藤 俊 寛        細 田   栄          影 山 辰 雄        小 村 公 洋          角 田   純        長谷川   盟          野 坂 明 典        大 森 英 一          勝 部 博 史        中 田 壽 國          幅 田 千冨美        大 江   昇          柳 清 茂 郎        入 江 正 美          田 辺 公 教        西 郷 一 義 ────────────────────────────────────────                欠席議員                 な し ────────────────────────────────────────               事務局出席職員職氏名  事務局長 ───── 阿 部  泰    書記 ─────── 椎 木   慈 ────────────────────────────────────────              説明のため出席した者の職氏名  町長 ─────── 住 田 圭 成   助役 ─────── 石 田   保  教育委員長 ──── 勝 部 馨 市   教育長 ────── 妹 尾 千 秋  監査委員 ───── 遠 藤 政 明   教育員会次長 ─── 藤 井 好 文  総務課長 ───── 岡 田 賢 治   組織管理室長 ─── 鞍 掛 宣 史  政策管理室長 ─── 斉 下 正 司   地域情報室長 ─── 井 上 祥一郎   住民生活課長 ─── 森 田 俊 朗   会計課長 ───── 橋 谷 賢 二  総合福祉課長 ─── 小 原 章 信   地域整備課長 ─── 小 村 恵 吾  分庁総括課長 ─── 杉 原 良 仁   産業振興課長 ─── 梅 原 久 義 ────────────────────────────────────────               午後1時00分 開会 ○議長(西郷 一義君)  みなさんこんにちは。まことに厳しい暑さの中、議員全員のご出席ご苦労様です。  ただいまより、臨時会を開会させていただきます。  ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので平成18年第5回伯耆町議会臨時会を開会いたします。直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配布してあります別紙のとおりであります。 ──────────────────────────────────────── ◎日程第1
    ○議長(西郷 一義君) 日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により、10番中田壽国議員並びに11番幅田 千富美議員を指名いたします。 ──────────────────────────────────────── ◎日程第2 ○議長(西郷 一義君) 日程第2、「会期の決定」を議題といたします。  おはかりいたします。  本臨時会の会期は、本日一日間といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              (「異議なし」との声あり)  ご異議なしと認めます。  よって、本臨時会の会期は本日一日間と決定いたしました。 ──────────────────────────────────────── ◎日程第3 ○議長(西郷 一義君) 日程第3 「諸般の報告」を行います。  伯耆町有線テレビジョンの撮影を許可しております。  監査委員から平成18年7月分の例月出納検査結果報告書が議長のもとに提出されましたのでこの際ご報告いたします。  なお、詳細につきましては事務局に保管しておりますので、閲覧をお願いいたします。  以上で諸般の報告を終わります。 ──────────────────────────────────────── ◎日程第4 ○議長(西郷 一義君) 日程第4 議案第71号 「伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(ささふく水辺公園)」についてを議題といたします。  町長に提案理由の説明を求めます。住田町長。 ○町長(住田 圭成君) 上程をいただきました、議案第71号、伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定についてでございますが、本案は、平成18年9月からささふく水辺公園指定管理者制度により管理運営を行うため、指定管理者の指定を行うものであります。  指定管理者に指定する団体の名称は、ささふく水辺公園管理委員会であり、指定の期間は平成18年9月1日から平成22年3月31日までの3年7ヶ月間といたしております。  ご賛同いただきますようお願いをいたします。 ○議長(西郷 一義君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。  大森議員。 ○9番(大森 英一君) 質疑にあたる前に議長に議事運営についてお尋ねいたします。  先ほど提案がありました議案71号でありますが、この今回提案の71号から77号まで関連するわけでございます。指定管理についての内容でございますが、この運営について議長の見解を求めたいと思いますので発言を許していただきたいと思います。 ○議長(西郷 一義君) どうぞ。 ○9番(大森 英一君) はい。今回の一連の執行部の提案でありますが、内容に誠意が見られず、審議できないと考えます。このまま続ければ偏った議論により議会の真意を問われかねません。  その理由を述べます。議長、ただいま執行部提案された内容に誠意を感じられますでしょうか。両輪という人の提案とは到底思えません。議員の皆さんもいかかでしょうか。何が問題であるか。  本来行政がやってきたサービスを、財政再建の名のもとに民間の力を借りようとする指定管理者制度にもかかわらず、今回民間の選定委員が欠席する中で、なおかつ4人中2人が提案側というメンバーで選定しております。  また、それを正常に戻そうと努力した痕跡が見えません。まったく持って体裁優先で、提案の中身は少々問題があっても、執行部に任せて議会はさっさと決めればいいと言わんばかりで、議会を侮辱しているのではないか。  住田町長選定理由として経費削減ばかりではなく、総合的な判断をしたと言われましたが、民間にどこまで何をやらせるつもりなのか。経費以上のことを期待し、それができるとの判断ですが、それなら役場も民間にやってもらえばいいということになります。業務内容を限定して安くやってもらうのがこの度の指定管理です。  理由その3。総合評価項目に50点の幅を持たせてあります。これは非常に由々しきことで、このことが公開されれば、まさに議会の権威を揺るがしかねません。事務局説明しだいでは最大50点の差がつきます。事務局の説明の仕方によっては、結果が変わる可能性があるのです。今回の提案で該当は無いと信じたいが、民間民間と言いながら、ここでも行政の思い上がった思惑が表れており、財政再建の緊張感が全く感じられない。  さらに選定の際の着眼点の項目では行政にできなかったことを民間に求め点数につけています。汗をまだかいていない現段階で行政にはできなくて民間ならできると認めるなら直ちに行政の場から退場していただきたい。意図的にやっているのかそれとも本気なのかとても見るに耐えられません。  まだありますが、これだけの問題点を抱えて一番恐れるのは、サービス部門の施設の指定管理者になる業者です。企業努力は黙っていてもされるでしょうが、サービス業で信頼を得ることは一朝一夕にできるものではありません。まして、不適切な本提案によって、町民の不信感を持たれて営業が成り立つかどうか。その場合、町長は本提案で不利益を業者に保障できるのでしょうか。  議長いかがでしょうか。本提案は内容不適切であり、不誠実であり、審議することじたい議会の真意をとわれることとなります。  以上、議長の本件の取り扱いについて見解を求めます。 ○議長(西郷 一義君) 幅田議員。 ○11番(幅田 千富美君) 大森議員に賛成の立場で討論させていただきます。  4日に町長のほうから候補の提案がありました。6月議会でこの指定管理の問題については、るる質問をいたしましたし、その危険性についても述べておりました。今回その立場からどうであるのかと全員協議会でも質問をいたしましたけど、それに対する回答はありませんでした。  しかし、4日の午後、膨大な指定管理の応募者の資料をいただきました。そしてその日は30分で終わるのです。土曜日、日曜日です。書類審査は相当深く分析したと思っています。  が、しかし相手の企業の皆さん、応募の皆さんについて私たち議員が審査する暇はありません。選定委員や委員長が決められていますけど、それぞれの項目に沿っても全くその事業について深く知りえない人たちが、しかも選定委員の半数に及ぶ欠席のなかで、先ほど大森議員がおっしゃいましたように、公務たるその人が評価をする事態になって提案がなされています。とても公平公正なものとは言えない、そして、その選定委員の中に、私が当初から言っておりましたように、非常に公の施設は莫大な税金をつぎ込んで、そして住民の福祉向上のために作り上げたその施設を運営していく。公平公正、住民サービスの向上、様々な点が確保されていく。それでなければなりません。しかし、応募されている書類を見ますと、確かにそのビジネスチャンスとして捕らえて応募していらっしゃる企業もあります。昨日の新聞の中に折込がありました。もう公募した段階からその業者が伯耆町の議論の中で、応募する権利があるのは伯耆町に関係している人、地元業者を優先しよう。こういったことで議会でGOになっていたという点だと思います。そのためか、もう、地域住民の方々がその場で働いていらっしゃるその雇用の場を守っていくという観点からも非常に大事だということを指摘しましたが、ある業者、島根県の業者が昨日の新聞の広告の中に、伯耆町に営業所をおきますので募集しますと。幹部職員事務職員を応募というものが入ってきている。こういう事態になっているんですね。  それから、巷では、もう締め切りの前に決まっているそうだ。こういう声が頻繁に入ってきていました。様々な私が指摘したような状況が生まれている中で、今ここで、ひとつひとつの事業者を選定して承認するということは相成らないと思います。  私は直営にしてしまって、今後、公の施設のあり方については検討委員会を立ち上げて、公平に慎重に審査をしていく。もう新しいまちづくりの根本になるわけですからね。これは慎重にしなければいけない。  先ほど大森議員が言われましたように、今、ひとつひとつ審議するにあたらないと思います。以上です。 ○議長(西郷 一義君) ただいま議事運営につきまして大森議員から発言がありまして、議長として許可した。それについて賛成討論もありましたが、ここで、暫時休憩をいたしまして議運をいたしたいと思います。休憩いたします。               午後1時15分(休憩)               午後2時05分(再開) ○議長(西郷 一義君) 再開いたします。  先ほど、大森議員の発言に対しまして休憩をいたしまして議運を開いていただきました。大変慎重に長時間色々話し合いをしていただいた結果を報告したいと思います。  色々双方意見がございましたが、結果的には日程どおり審議を続行するという結論に至ったということでございます。簡単ではございますが、その内容につきましては以上でございます。 ○11番(幅田 千富美君) 議長、傍聴させてくださいと申し出ましたら、控えてくださいということで、その審議の内容については知らないんですよ。  なぜ、審議が続いたのかという経過報告を詳しく説明していただかないと納得できません。議運に入っておられる人は分かってるけど、待機していた人は全く分からないわけですからね。私たちも住民の代表であります。なぜそうなったかというのは詳しく、るる報告していただきたい。 ○議長(西郷 一義君) 簡単に申し上げますと、今回の審査の内容、また、5人の審査委員のなかで2名欠席があった。7施設の審査において欠席があった。これは非常にいかんと。また、採点の点数のつけ方ですが、全協でもみなさんが追求し、質問されたことですが、150点満点で審査が行われた。総合点には50点。5項目について100点。合計150点満点で審査が行われた。これは非常に公平に欠く考え方ではないかと。これがほとんど。2点の内容的に問題があるのではないかと。  また、議会にもあらかじめ内容、説明も無く、議会軽視という問題とありますし、それに伴う補正も出たという指摘もありましたが、結局、審査も承知もして4日に全協を開いて7日に本会議でございますけども、3日間の資料の勉強もできるということで、みなさんも承知のうえで臨時会を開いたということで、色々慎重に協議した結果、多数をもって本日の臨時会、日程どおり継続することになったというしだいであります。  審議のなかで、提案者、執行部に対する質疑も忌憚無く質問もいただいて、理解できる答弁をいただきたいと思っています。また詳しいことは後でも個人的に説明したいと思います。どうでしょうか。よろしいですか。 ○11番(幅田 千富美君) 多数をもって決まったと言われましたが、誰が賛成して、誰が反対して続行するようになったのか、議事録に残っていると思いますので、その点は報告されてもいいんじゃないでしょうか。 ○議長(西郷 一義君) これについては事務局から説明させます。 ○事務局長(阿部 泰君) 議長のお許しをいただきましたのでご報告させていただきます。  委員5人いらっしゃいますけども、大森委員さんが一人反対ということで、あとの議員さんはご賛同されましたので、議事日程のとおりやるということに決まりました。 ○議長(西郷 一義君) よろしいですか。 ○11番(幅田 千富美君) はい。 ○議長(西郷 一義君) それでは再開し、続行したいと思います。  町長の提案の説明が終わりましたので、これより質疑を許します。中田議員。 ○10番(中田 壽國君) 質疑をさせていただきます。  募集要項にしたがって各社が提出されたと思います。この点数つけ、ささふく水辺公園、施設にそぐわない選定表だと思います。この選定表が営業やサービスに関係する選定表。後からでます指定管理の施設にも関係しますが、この選定表が同じ選定表で選定されているのは如何なものかと思います。この施設はこのグランドゴルフとゲートボールをやるために施設の管理をするだけですので、(発言する者あり)これは、選定のやり方を施設ごとに変えたほうがお客さんを扱うところと同じような選定表になっているということでございます。  それに応募要項にそって出されておりまして、管理者制度は官から民へということで、経費節減が第一だと思いますけど、そのことが少し選定委員のほうも感覚がずれているのではないかと思いますが、選定にあたられた委員の方の説明を願います。 ○議長(西郷 一義君) 住田町長。 ○町長(住田 圭成君) 少しご質問の意味が分からないところがありますが、基本的な項目はどの施設にしてもここに留意点も一応選定委員会で確認をしていただいているわけであります。施設ごとに評価というよりも全体の考え方、同じ目線で見ていただいて選定基準を作っています。それと合わせまして、面接によって、それぞれの施設について運営の考え方を面接に基づいて選定委員さんに評定をいただいたと思っておりますので、ひとつずつ評価点を変えるということはどうかなと。同じ視点で公の施設の管理運営の面で捉えた採点をいただいたというふうに私は捉えているところでもありますし、官から民という、すでにささふく水辺公園は町が直接管理しているわけではございませんでして、これは、今のささふく水辺公園管理委員会に管理を委託しておりましたけど、自治法の改正によって管理委託ではなく、指定管理者制度か、町が直営でやるのかその選択を今回法律の改正で求められて、公募によって指定管理者制度を導入するということについて議会の皆さんにこれまで何回ともなく協議を重ね、その募集要項等についても議会に意見等を聞きながら修正を加えて今回公募させていただいた。それに応募いただいた団体を厳正中立に審議をいただいたと私はそのように確信をしているところであります。 ○議長(西郷 一義君) 中田議員。 ○10番(中田 壽國君) 再度質問しますけど、ここは利用者から金をもらわなくて、申し込みだけで利用者が使っておられる施設のようであります。  ですから、住民サービス等はある程度応募要項にそっていればクリアできるのではないか。同じような採点表で採点するのは私は如何なものかという質問でございます。金額は約20万も安いところがあります。3年間やろうかというのに、あえて高いところにされ、今出されるのは地域住民に対して同意が得られにくいのではと簡単に考えてもそう思います。  再考をお願いしたいというように思って質問しました。 ○議長(西郷 一義君) 住田町長。 ○町長(住田 圭成君) もちろん審査員さんの評点も対象になっておりますが、入札制度とは違いまして、低いところが受けるというものではありません。相応的な判断のなかで、将来的にこの施設をより有効に活用するためにはどの団体に管理委託をしたらよいかという、公平で、しかも厳正中立な視点で判断いただいた結果であると思っています。 ○議長(西郷 一義君) 幅田議員。 ○11番(幅田 千富美君) 71号質問いたします。  審査の結果このようになったということで、るる、点数表も提示され、応募要項にそった文書もよく読ませていただきました。  しかし、先ほど言われたように、客観的に総合的文書だけでなく、将来性も含めて検討したとおっしゃいますのでお聞きしたいと思いますが、この決まったところは、一集落の自治会が中心になった管理委員会というわけになっていますが、他の場合は業者であったり、準公的な団体になっているわけです。  そして機械は今後買わないんだという説明もありました。そうするとこれまで整地するなり、あるいは芝を刈るなり、色々な機械購入をして、今までの管理委員会に委託しているわけですけど、それが壊れた場合にはそこの団体でまかなっていただくということなのかどうなのか。  また、シルバー人材センターなり、農業公社であるならば公社自体にそういった機械も設備としてあるわけですけども、そこらへんでの団体の違い、そして一集落だけが対象者でなくて、全町民が対象者になっている準公的な施設というへんでも、選び方っていうのがどこらへんでの判断になったのかという点が面接も含めて委員長さんなりが判断なさったんでしょうけども、どのような議論があったのかという点をお聞かせ願いたいと思います。  一集落だけの、その会員だけで他から入れないでやっているところと、そうでないところ、準公的な施設と、一業者となっているわけですけど、そのへんの判断の基準をどうされたのかをお聞かせ願いたいというところです。  そして、審議されたところがたった4人で決めていらっしゃいますので、これもそのあたりではどのような感想を持たれたのかということもお聞かせください。 ○議長(西郷 一義君) 住田町長。 ○町長(住田 圭成君) 機械はすでに町が導入していますその機械を使って管理をしていただくということであります。  委員会の中でのやりとりの議論になった問題というのは担当部局の室長から答弁をさせたいと思います。 ○議長(西郷 一義君) 斉下室長。 ○政策管理室長(斉下 正司君) それでは選定委員会の際に面接の中で色々質問等がございまして、そこでのやりとり等の若干記録がございますので、そこでの中身の話をさせていただきたいと思いますけども、全員協議会でもご説明しましたように、このささふく水辺公園につきましては審査前にポイント、留意点ということで、芝生面積が広いということから、芝生の管理の技術が必要であるというところにご注意くださいというふうに担当室長から説明がありました。  この中で、具体的に言いますと、シルバーさんは芝生の管理の経験がなくて、これから研修等を行って技術等を身につけるというお話がございました。  次に江府町の業者さんからの応募につきましては、江府町において若干経験があるというご回答でありました。
     それから、あと、利用促進ということで、どうお考えですかという質問がありまして、その中であるところは現状維程度で考えている。積極的にはPRしようとは思っていないという回答をいただいております。  それから、仮に指定管理料で赤字が出た場合の対応はどうなさいますかという質問を面接で行いました結果、ささふく水辺公園管理委員会さんの場合は、現在も赤字部分はボランティアでやるというご回答でした。それ以外は赤字がでないようにやるというご回答でした。以上ご報告させていただきます。 ○議長(西郷 一義君) 7番 野坂議員。 ○7番(野坂 明典君) まず、1点目は先ほど質問がありましたように、中田議員からありましたように、一番低いところでなく、中ほどのところが選定になっております。金額にすればびっくりするほど違うということはないですけども、総合評価でといわれましたけど、総合評価とは何が総合評価の材料になっているのか具体的にお話いただければと思います。  また、選定委員会が点数をつけて評価されました。その評価は面接が終わってから評価されたのか、面接前だったのかそのへんも、もう一度お願いします。  もうひとつ不思議なのは、総合評価が50点満点というのがでているんです。それまでのところは、5点、10点、15点、20点、最終的に50点、まあ別のものだといわれるかもしれませんが、50点というと満点だと思うんですよ。絶対にすごい数字ではないかと思うんです。これでよかったのかどうか。もうちょっと、それでも納得されて50点を受けられたのかお聞きしたいと思います。 ○議長(西郷 一義君) 斉下室長。 ○政策管理室長(斉下 正司君) お答えします。  総合評価の点数のつけ方ですが、どういう場合に何点つけるという申し合わせはございませんでした。選定委員会におきまして審査前に選定表についてよろしいかという協議がなされています。その際、総合評価については各自の判断で行うというふうになっております。審査にあたりましては、書類審査、申請書の中身につきましては、各委員さんのところに選定委員会の1週間前に送ってありますので各自でご覧いただいて、内容をチェックしていただくようになっております。面接の前に担当室長から特異な点、留意点の説明をいただきまして、それから面接に入ります。それがすべて終了しましてから、それぞれ自分で思われた感想等を発表していただきまして、これはあくまでも、これにしようという相談ではありませんでして、それぞれの立場から感想をもった、あるいは、こういうふうに判断できるがというふうに話し合いをしていただきます。その後に各自で点数をつけていただきまして、最終的にはその集計した最高得点の方をもって内定にするということでございます。  50点という高い評価が出ているということでございますが、これについては、さきほど申しましたように具体的にどういう基準をもって何点にするという基準がございませんので、これはこのまま尊重したということになっております。協議の際にも特に意見は出ておりませんでした。以上です。 ○議長(西郷 一義君) 7番、野坂議員。 ○7番(野坂 明典君) この点数つけられる場合、色々な方法があろうかとは思いますが、それが少人数で自由な点数のつけ方をされているみたいです。これは、私、不満が残る点でございまして、もっと人数が多ければいいのですが、4人のうちすごく評価される人と、そうでない人とかなりあるんですよね。そうしますと、ひとりの比重がかなり大きく出てくるんじゃないかと思いますので、こういう場合は協議して、比較検討されると差が出ないですんだのではないかと思いましたが、そういうことは全く無く自由な得点をつけて出されたのか、そのへんをもう一度お願いします。 ○議長(西郷 一義君) 斉下室長。 ○政策管理室長(斉下 正司君) 先ほど申し上げましたとおり、すべての面接が終わった後に意見交換という形でそれぞれの特徴なりを話していただいています。そこで、若干の議論がありますけども、そこにおいてはこの業者にしよう、この団体にしようということは一切ございません。あくまでも点数ということなんですけども、ちなみに、今回のすべての集計表につきまして良いか悪いかは別にしまして、総合評価を抜いて集計いたしましても順位が変わることはございませんので一応参考までに申し述べたいと思います。以上です。 ○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  原案に反対の方の発言を許します。11番、幅田議員。 ○11番(幅田 千富美君) 議案番号71号ささふく水辺公園指定管理について反対の討論をいたします。  この公園管理につきましてはこれまでの経緯がありまして一集落の自治会が管理するということになっておりました。これも関係者の方々の本当に条件の悪い中からコツコツと整備されてきたというこのことについては敬意を表したいと思いますけども、今回の選定の方法、あり方、非常に疑義があります。  まず第1点、選定委員で決められている中で、そこの状況をあまりにも知っていない方も含めて、言ってみれば旧岸本町側のこれまでの委員さんだけで決められているということです。そして行政の方々が半分いらっしゃるということです。  私はかねてから地域の施設を地域の皆さんが管理をしていくということについては非常に喜ぶべきだし、やるべきだと思っております。  しかし、一集落の人たちにすべてを委ねていいのかということです。行政の方向とするならば農業振興公社もあり、そしてシルバー人材センターも応援で立ち上げているという状況のもとで、現在の技術者がいないから、少ないからというようなことが判断の材料になっているようでありますけども、そういうことが斟酌できない。審査経過の報告、こういったところから公平公正、そして町民参画を絶えず言っていらっしゃる行政の基本姿勢として誤っている。財政再建、行政改革、経費の節減からいってもそうなっていないという点から反対の立場を表明します。 ○議長(西郷 一義君) 次に賛成の討論の方の発言を許します。  影山議員。 ○3番(影山 辰雄君) 私は議案第71号に対しまして賛成の立場で討論させていただきます。  地方自治法の改正によりはじめて指定管理者制度が創設され、民間の活力を活かしながら、いかに住民サービスを低下させることなく、公の施設を維持管理していくのか重要な岐路に立たされて、実質一時募集はありましたけど最初の指定席であろうかと思います。  短時間の間に初期の目的を大きく逸脱することなく、まとめあげられたことは、私は大いに評価していいのではないかと思います。  第71号においてはサービスの低下を招くことなく、49万6千円の経費削減が計画され、実に16.4%に相当する額であります。これから整備する一連の議案第72号から77号までを総計しますと実に2,750万円減額され、これまでの経費から言いますと実に20.4%の削減効果が期待できる内容となっております。  このような状況からしますと、3年7ヶ月という長い期間にかかる内容でございますが、当局の指導により初期の目的を十分に発揮されますことを期待して私は賛成とします。以上です。 ○議長(西郷 一義君) 次に原案に反対の方の発言を許します。  14番、柳清議員。 ○14番(柳清 茂郎君) 冒頭にご理解をいただきたいと思います。ただいまの審議は議案71号になっておりますけども、私は71から77号、これ一括して反対討論とさせていただきます。議長の許可を得ましたのでご了解をお願いしたいと思います。  今回上程されました指定管理者認定について反対の意見を述べさせていただきます。  指定管理者制度が制定され、本町も議会議決がなされ、町当局においても早急に取り組まれ、有識者5名の選定委員会が設立され、このたびの指定施設について選考され議案として提出されました。  今回の諸施設は町民共有の資産である大型施設で、町民の中心の中に取り組まれたようなものであります。  差にあらず、提出された内容はあまりにも不透明な点が多すぎ、施設委託はあまりにも無益に窮まる。これでは町民の皆様に説明責任が持てない。よって、認定には反対といたします。よろしくお願いします。 ○議長(西郷 一義君) 次に賛成の討論の方の発言を許します。  12番、大江議員。 ○12番(大江 昇議員) 上程されました71号につきまして賛成の討論をいたそうと思いますが、水辺公園の管理に今も携わっている一議員でございますので、若干私的なことも入ろうかとは思いますがご了承いただきたいと思います。  このたび提案されましたささふく水辺公園管理委託につきましては、6月に7施設の指定管理の要項が出されたわけですが、反対される趣旨が私はどうしても要項を了解しておられんではないかという気持ちを持つ一員でございます。  このたびの6月に提案になったときに、先ほども町長さんが言われましたように、7施設の審査については、どのような方法で決定されますかとお尋ねしたところ、入札制度ではなく、総合審査制度をもって決定するということを言われたと思いますし、その時に私がお聞きしたのは、金額ではありませんねと言ったはずでございます。もちろん金額でありません。総合評価ですとお答えになったはずでございます。  現地説明も8社ぐらいあったじゃないかとお聞きしていますが、いざ申請書を出されたのは4社。これは色々な判断のしようがあると思いますけれど、中には芝管理専門の業者さんも現地視察に来られていたという状況であります。まず申請書が出されなかったということにつきましては、私は今までささふく水辺公園の状況全部把握している一員でございますので、到底この金額では出来ない状況であります。まあ、管理者制度になったからボランティアもせんといけんということで、やめなさいと言った一員でもございますけど、施設を管理してきた、公園を管理してきたことから、ゲートボールやグランドゴルフだけでなく、来て喜んでいただける公園にと思うことで当初の目的からずっとなにしてきておる団体でございます。自治会だと言われましたが、自治会ではございませんので改めて幅田議員に言っておきたいと思いますが、苗を植えたりしています。  まず、ゲートボールやグランドゴルフばっかりをメインにした活用ではないと議員の皆さんもよく知っていただきたいと思いますが、多目的という目的で任してあるということを認識していただきたいと思います。  かつて、あやめ公園が焼却場のあと作られた経緯があります。そこで業者さんに任せられて、にっちもさっちもいかなくなってつぶれた例があります。申請書に色々と経緯を書いてありますが、議員の皆さん読んでいただいていると思いますけれど、そのことだけは明記がしておりませんけれど、業者さんが任されてつぶれたということでございます。  それから、3町5反ほどでございますけれど、外部から雑草やかずらがかなり入っているような状況でございますので、4町近くの面積を管理させていただかんといけんというような状況でございます。皆さん方に目に見えぬ努力を管理委員会はしていますので是非ご賛同いただきまして、いい水辺公園が運営できますよう賛成討論とさせていただきます。 ○議長(西郷 一義君) 次に反対の方の発言を許します。10番、中田議員。 ○10番(中田 壽國) 議案番号第71号に反対いたします。  これは公の施設を管理委託制度から指定管理者制度に移行するものでありまして、管理指定、公的な諸団体から純粋な民間企業およびNPOなどに広げて経費の削減と住民サービスの向上を図ることを目的としています。町も財政改革のもとに合併をし、住民の各団体等の補助金等も大幅にカットされている状況であります。  そこで、ささふく水辺公園の管理でありますが、先ほど室長等も話をされましたが、新しく受けたところは、芝の管理等は技術指導なり受けてされればいいことでありまして、今指定されている団体より20万ほど安くてするという団体があります。  まず、経費節減を考えるならば、ある程度経費の安いほうがあるなら、それに下げてでも指定していただくという、町財政の健全化を図っていただきたい。  それから、賛成者が他のことにも使うと言っておられましたが、一応、応募要項では他のことでは使ってはいけない、また入ってもいけない、ゴルフの練習はしてはいけないとか色々な規制がありますし、犬の糞がどうだこうだということで犬等も入ってはいけないということがありますのでその点は応募要項の中に決められていたと思います。  これはグランドゴルフとゲートボール場だけの、利用料をとらずに行う施設でありますので経費の安いほうにさせるべきだということで反対したいと思います。 ○議長(西郷 一義君) これにて討論を終結いたします。  これより採決をいたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。 ──────────────────────────────────────── ◎日程第5 ○議長(西郷 一義君) 日程第5 議案第72号 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(桝水高原リフト及び桝水フィールドステーション)を議題といたします。  町長に提案理由の説明を求めます。住田町長。 ○町長(住田 圭成君) 上程をいただきました、議案第72号、伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定についてでございますが、本案は、平成18年9月から桝水高原リフト及び桝水フィールドステーションを一括指定管理者制度により管理運営を行うため、指定管理者の指定を行うものであります。  指定管理者に指定する団体の名称は、株式会社宮崎伯耆営業所であり、指定の期間は平成18年9月1日から平成22年3月31日までの3年7ヶ月間といたしております。  ご賛同いただきますようお願いをいたします。 ○議長(西郷 一義君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。  11番、幅田議員。 ○11番(幅田 千富美君) 議案第72号、桝水高原リフト及び桝水フィールドステーション、この指定管理を決める議案でありますけど、お尋ねしたいのは、第1点が今回、NHKが日本の名山、大山が第3位にあがっている。国民の宿坊を集めた大山であると。  環境庁とともにリフト、総合案内所を管理するという任務が与えられた業務になっているわけであります。本当に国民の宿坊を集めているその裾野に大山高原ホテル、一時休止しておりますね。その周辺が非常に、ここに写真を撮ってきておりますけども痛んでそして不安定な状況であると。  そして、住民の皆さんが非常に不審者が入ったりして危なっかしいという環境のもとにあると、そういうところで営業をしていかなければならないという問題なのです。  それで、私も写真を撮りに行きましたら、ちょうど集落の方なのか、自治会の方なのか自主的に夏場のお客さんに恥ずかしくないように作業をしておられたと。障子がバラバラでおそまつで、恥ずかしい、恥部というような状態の建物が建っていると。  そして、中に不審者が住んでいるのではないかということで見られたら、昔、社長室になっているところにろうそくが立てられて、電気もガスも切られて何年にもなっている状態ですから雨漏りもがしてる状態ですから、そういうようなところで片方が投げらたままでのこういったことになっているわけでしてね、私が申してるのは、今後のあり方、どういうことになるか。  当時意見を言わせてもらったり、リフトそのものがもう古いわけですから、対応年数がきてるわけですから、あり方も含めて環境庁も含めて検討するほうがいいじゃないかと言わせてもらってきてたわけなんですが、そういった総括的な検討も含めて新しい業者に選定がされたのかどうなのかその点をお聞かせねがいたいと思います。  そして、今、色々と出された資料を土・日かけて見させていただいて、プランニングという点ではそれぞれが相当なるものを出してきていらっしゃるんだけども、その書類審査だけではいけないわけですし、委員長報告、この4人の選定となっていますが、そのあたりで、弁護士や会計士も含めて法律なんかも環境庁が絡んでくるわけですから、総合的に検討することが必要なんだと、専門家が必要なんだと言ってきましたが、その4人の中でそういった点が慎重に審議されたのかどうなのかその点をお聞かせ願いたいと思います。 以上です。 ○議長(西郷 一義君) 町長。 ○町長(住田 圭成君) このたびの指定管理に出す公の施設とはかかわりの無いものについてのご質問でございますが、確かに公園の中の環境面ではご指摘の点は承知をいたしております。  しかしながら、大山は国民の皆様の財産でありますし、大勢の皆さんがそうした国立公園に足を運んでいただき、また、その中で町としての観光を通して町の活性化につなげていくのがこの観光リフトであり、スキーリフトであります。  しかたがって、今のこの施設をより安全に、そして将来にわたって町の活性化につなげていく運営方針のもとに、それぞれの応募いただきました企業の方針が出されて、それに基づいて審査いただいたところでございます。  その結果、今回提案させていただいておりますので、今後のリフトの展開、設備投資等につきましては改めてそういうような事態が生じた場合には十分協議をしていかなければならないと思っておりますが、現在の施設そのものについては町の観光の振興には大いに活用し、生きている施設だという認識のもとに指定管理者の公募を行ったわけですのでご理解いただきたいと思います。以上です。 ○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  原案に反対の方の発言を許します。幅田議員。 ○11番(幅田 千富美君) 議案番号72号、桝水高原リフト及び桝水フィールドステーションこの指定管理に対する反対の討論をいたします。  まず第1点、先ほど言いましたように、この施設は町の公共施設として莫大なお金をつぎ込んで建設され、地域の振興ということで周辺の農家、冬の仕事の無い方々も含めて仕事の確保、雇用の場の確保に努めて、やはり大きな役割を果たしてきたと思います。  が、しかし、この時代の流れというか、大きな不況のもとでの、そして、観光のあり方の変化について当初150万人の観光客をあてにしていたという状況からすると大きく変わってきていると。ニーズも変わってきているという状況のもとで、改めて十分今後のあり方を検討していくという時期にある。そのためには専門家を含めての検討委員会を立ち上げて将来にわたる住民参画で検討していこうではないかということを度々言っておりましたけども、それがありませんでした。  そして、選定委員会が弁護士なり会計士なり、そしてそれぞれの専門家を含めた選定委員会になっていたのかと指摘してきましたが、その決められた選定委員もたった外部からは2人。そして助役さんと岡田さん4人で決められたという経緯であります。  本来、公の施設というのは住民福祉の向上に努めなければなりません。そして差別無く平等に利用できる、そして、経営者が管理運営に積極的に管理し、こういうことが保障されなければなりません。  しかし、今回の場合、指定管理の小泉構造改革のもとでのそうした業者へのビジネスチャンスにしていくということで今回このような状況になっているわけでありますけども、それを選定していく際にもそういったことが、るる、総合的に検討されてそれに値しない、将来のことを考えるならば業者のそれぞれの申請状況などの審査をしていく。そして書類審査だけでなくて現場を踏んでそして業者の希望なり、抱負なりを聞いていくというようなことを十分保障されて結論を出されなければなりません。  しかし、その手続きもありませんでした。あと、今回3年7ヶ月ほどは議会は何の監査も出来ない、業者の丸飲みというような状況になるわけです。大事なのは慎重な検討が保障されていく。それであるのにそうなっていません。  中身に入りますと、それぞれ業者が出されている申請用紙を分析してみますのに、その従業員は確かに優先考慮しましょうということになっていますけど、その経理内容を踏み込んでみますと、なんといってもそこに働く人たちの給与が保障されていく、そのことが地域の経済を保っていくということになるわけですけども、今度の指定された業者の中身を見ますと、大幅な減額になっていると。その点から見ても出された業者の中で非常に低いことになっている。将来は補正予算でも出ていますけども、退職させて町の費用から退職金を出して、新たに公募させていただくと。こういう手順になっています。そしてしかも人件費の割合になりますと、大幅に減額されたものになりますから、正規雇用ではなく、パートなりあるいは臨時なりということが目に見えています。そういう中で管理運営されたならば、本当に住民のサービスと安全が保てていくのか。  そしてもうひとつ、昨年の2月に立ち上げられた会社というふうになっています。それで接客に対するノウハウが十分あるというふうに点数をつけられたのでしょうか。その辺も非常にあいまいです。  でありますから、全協の中でも委員長さんのどうしてこのように決まったのかそれも含めて意見を聞きたいというふうに申し上げたのですけども、今回それもないままで付されております。将来の展望、そして公の施設として保障されていくのかという点につきまして非常に不安をもっています。利益の利潤の追求に投げ出していくわけですからね。  今回プールの事件もありましたけども、結局、公の施設を民間に丸投げして、そして、臨時臨時、パートパートと、安全教育も接客教育も環境の問題も含めて十分な教育もできないままに進行していくということになる、危険性があるというふうに思っています。  企業はそれなりに努力すると言われるでしょうけども、それがどうして担保されるでしょうか。非常に環境庁の問題も絡んできますから、そして労働基準法の問題も絡んできますから、様々な観点から専門家が入った選定委員会になっていない。まずここに大きな問題点があると思っています。以上反対の理由です。 ○議長(西郷 一義君) 次に賛成の方の発言を許します。  これにて討論を終結いたします。  これより採決をいたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。  起立多数であります。
     よって、本案は、原案のとおり可決されました。 ──────────────────────────────────────── ◎日程第6 ○議長(西郷 一義君) 日程第6 議案第73号 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(有線テレビジョンセンター)を議題といたします。  町長に提案理由の説明を求めます。住田町長。 ○町長(住田 圭成君) 上程をいただきました、議案第73号、伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定についてでございますが、本案は、平成18年9月から有線テレビジョンセンター指定管理者制度により管理運営を行うため、指定管理者の指定を行うものであります。  指定管理者に指定する団体の名称は、株式会社山陰ビデオシステムであり、指定の期間は平成18年9月1日から平成22年3月31日までの3年7ヶ月間といたしております。  ご賛同いただきますようお願いをいたします。 ○議長(西郷 一義君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。細田議員。 ○3番(細田 栄君) 議案第73号でございますが、有線テレビの放送の管理委託、2社応募があったようでございますが、このたび採用になりましたのは、4496万、一方失格となりましたのは4320万、ここに176万のひらきがございます。  先ほどらいから金額だけではない、総合的な判断というご説明があったわけですが、金額的にも非常に大きなひらきがありますし、3年間たちますと528万ということになります。(発言するものあり)あえて高いほうを選定されたその理由を説明いただきたいと思います。 ○議長(西郷 一義君) 町長。 ○町長(住田 圭成君) 総合的に将来にわたって公の施設が有効に活用されることがまず第一前提であります。そういう視点で選定委員会でご審議をいただいたと確信をいたしているところでありまして、その金額の議論について選定委員会でどのようになされたかというようなことは、担当室長から答弁させたいと思います。 ○議長(西郷 一義君) 斉下室長。 ○政策管理室長(斉下 正司君) それではお答えします。  具体的に4496万と4320万ということについての具体的な議論はございませんでした。面接の中の質疑の中で若干収支計画に関する質問等がございましたが、それについてご説明したいと思いますが、まず4月現在の運営となっていただいておるところでございますけども、ここについては、委員のほうから、「昨年から利益が損失になっているようだがどうでしょうか」という質問に対しまして、「今までの管理でいくと指定管理後トントンでいって、長期的に少々出ればと思っている。」というご回答がございました。  それから、もう一方の会社につきましては、非常に170万と高い中で、緊急通報システム、コムネットというものを新しく計上されますが、それらは伯耆町でもきちんと運営できるものかどうかということで何人かの委員さんから質問がございまして、720万のシステムは十分、今、伯耆町、鬼の里テレビと中海テレビと2系統になっておりますけれども、どちらでも利用できるものになっているという回答がございました。収支計画に関しまして以上のような質疑応答でございました。 ○議長(西郷 一義君) 細田議員。 ○3番(細田 栄君) 私は、今回176万円高い買い物をするわけでして、品質の違いをやはり私ども町民の方に分かるようにご説明していただきたいと思います。それが第1点です。  それからもう1点は、今の176万安いものでは我慢ができないのかということでございます。この事業は集客事業でもありませんし、公の地域放送であります。立派な放送をやろうと思えばきりがないわけでございますけど、私は5月の時点でも本来テレビ局の管理をする建物の管理と番組の制作委託は別のものだから分けるべきだというご意見を申し上げてきましたが、結局は機材を使うということで、300万の建物管理と、4200万の番組制作料が一括になって指定管理者にでていくわけです。これが3年半ほど拘束されるわけでございまして、結論は今の放送の内容では辛抱できないのかと。176万高いお金を出して品質のいいものというご意見でしょうが、その品質の差がいまいち私はよくわからないということでございますので、そのへん町民の方にも分かるように説明していただきませんでしょうか。 ○議長(西郷 一義君) 町長。 ○町長(住田 圭成君) 176万の金額についての具体的な議論はありませんで、この施設を将来、地域のメディアとして地域に密着した放送をやってくためにどうあるべきかという点に議論が重点に置かれたというふうに理解しておるところでございます。  施設の管理等についてはそれなりに精通といいますか、関わった経験者が一体的に番組製作と合わせてやるのがベターではないかということで一体的な管理をするために指定管理者制度公募をしたわけでして、そのことについては議会の皆さんにも公募要項を提案いたしました際にも説明をして、細田議員からはただいまご指摘のいただきましたご意見もございましたが、およその議員の皆さんにはご理解いただいたものとして今回提案をさせていただいているところであります。よろしくお願いをいたしたいと思います。 ○議長(西郷 一義君) 6番、長谷川議員。 ○6番(長谷川 盟君) 町長に1点確認しておきたいと思います。  合併以来3チャンネルという自主番組が放映されまして、その制作を今度指定管理者に出すということですが、私ずっと今やってもらっているメディアテック、鬼の里テレビのスタッフの皆さん、非常によくやってくださっていると思います。昼夜問わず、日曜祭日でも出かけ、番組の制作努力をされていると思います。これについて本当に評価しております。  で、今度新しく山陰ビデシステムが出来た場合にですね、ここらへんに知らん人が来て入ってきて、こういう番組の段取りが出来るかといえば非常に私は難しいのではないかと思います。  したがって、今のスタッフですね、8名いらっしゃるんですが、どういうふうになされるつもりなのか町長の考えを聞いておきたいと思います。そうしませんと、まったく新しい人ではとても今のような放送は無理であると。慣れれば出来ると思いますけど、やっぱり今のスタッフの努力というものを非常に評価したいと思いますので十分活用する気があるのかないのかそこを確認しておきたいと思います。 ○議長(西郷 一義君) 町長。 ○町長(住田 圭成君) 長谷川議員からいただきましたご指摘は私も同感でありまして、今までメディアテックがケーブルテレビに取り組んできた努力、その足跡は高く評価をしておりますし、技術におきましてもそんなに引けをとるものではないと。  これは農村有線テレビ協会の番組について応募してきておりまして、それに何回か入選した経過がございます。それだけにまったく当初は素人集団ではありましたけど、技術研鑽を積んでそれなりの実績を積んできているということは高く評価しているわけであります。  今回指定管理者に出すにあたって、公募にあたりましてはひとつの条件といたしましてこれまで働いてきた、また努力をしてきた職員の雇用についてもひとつの条件として出しているわけです。  私は地域のメディアとして地域の活性化のために活かしていくためにはこれまでの経験というものを十分活かして、そしてその携わる職員が、意欲をもって自分の町のいい番組を作って努力をしていくという思いを引き続いて新しい会社の中で働いていただきたいという要望を職員にも申し上げているところでございます。  それはひとつには、これまでの実績を高く評価しておりますので、その力を発揮すれば非常に素晴らしい番組ができるであろうというふうに思って引き続いて職員には要請をいたしておるところでございます。  また、新しい会社についても町の方針として地域と一体となった番組づくりに取り組んでいただきたいということは強く要請していきたいと思いますし、今回の応募の方針としても行政、住民と一体となった新しい企画をもって素晴らしいものを作っていく意欲を感じているわけでありまして、私としてはそういう方向で今の職員の雇用には最善の努力をしながら、よりよいものにしていきたいと思っております。 ○議長(西郷 一義君) 幅田議員。 ○11番(幅田 千富美君) 73号、有線テレビジョンセンター指定管理について質問いたします。給与のことは、まあ、さておきまして、立ち入った点でお聞かせ願いたいと思います。  第1点は、先ほど町長は雇用は引き続きしていただくようにお願いしていると、確保されるのだというふうにおっしゃいました。  しかし、この申請書を見させていただきますと、先ほど細田議員が言われておりますように、高く指定管理の提供をしながら、人件費は大幅に減らしているということは、ビジネスチャンスとして利益を追求しているということの表れがもう申請書の段階で出ているのに、どうしてその点が斟酌できなかったのか、審査委員長はどんなような考えだったのか聞きたかったのですが、その話が聞けないまま今日にきているということでありますけども、町長はその点どのような協定で確保と労働条件の確保と雇用の延長がきちんと担保されているようにお考えなのかということが第1点。  それと、今までの年数がそのまま継続されて雇用年数にいくのか。それとも、ここで切っちゃって、また新たから再雇用するということになるのか。賃金も新人職員としてというようなことになっているのかどうか。そのままお聞かせ願いたいと思います。  それと、かねてから今後のテレビのあり方については、住民参画で検討すべきというふうに申しておりましたけど、もう、これが検討の余地無く山陰ビデオシステムにずっと契約が続くというふうになるのかどうなのか。  もし、それが切られたときには、新たなところがどのように今の雇用の人たちが担保されて保障されるのか、そういった先々のことまでどのような担保が待っているのかという点をお聞かせください。 ○議長(西郷 一義君) 町長。 ○町長(住田 圭成君) まず、人件費の関係でございますが、これは会社の関係がどうなっているのか、細かく検討を私自身はしておりませんが、職員の雇用をまず第一に考えて、職員が意欲を持って取り組める環境を作っていくことが大事だと思いますので、身分安定を図るためには町としても、新しい山陰ビデオシステムに対して求めるものは求めていかなければならないというふうに思っております。  それから雇用関係ですが、町が退職金というものはありません。町と今の職員とは雇用関係はありませんので、メディアテックとそこの職員との関係でありますので、そのことは私の口から言及することは出来ないと思います。  それから、住民参画の関係は新しく提案しておりますビデオシステムにおきましても、地域と一体的に住民の皆さん一緒になって、いい企画でいい番組を作っていきたいということをはっきりと表明をいたしているわけですから、町としてもその方向で今後その会社と十分協議しながら、より以上のいい番組ができるように町としても取り組んでいきたいと思っております。 ○議長(西郷 一義君) 柳清議員。 ○14番(柳清 茂郎君) あのね、町長。あなたは、先ほどらい色々な言い方をされておられるけど、私は前から言っていたが、あなたの答弁には整合性がないんですよ。そのために、私はあなたに選定委員長の出席要求をしたのにも関わらず、午前中もしたし、午後にもしたにも関わらず、あなたは要望拒否されたと。何故か。あなたの考えの言われることは言えるけど、あとは事務局長という具合にやられる。私は中身を詳細にわたって選定委員長の思いというものが聞きたいと思ったからあなたに出席要求をしたんですよ。そしたらあなたは私が選考者、責任者ですから私が分かりますから私が答弁をしますと。あなたの答弁というのは色々と聞いているが整合性が無いんですよ。だから委員長の出席要求をしたんですよ。あなたの考えで納得するなら私もそんなこと言わないですよ。午前中も午後も。あなたは整合性がない、だから当事者である選定委員長の出席要求をしたんですよ。そしたら、あなたは私で答弁できます。でも町長の答弁には全然整合性がない。  職員の雇用はこうこうですなんて言っておられるけど、当たり前ですよ。メディアから山陰に変わったとしても単年度契約だから来年の3月までは活きているわけですから。だから継続でお願いしますという継続はできるわけです。それ以降の分の継続は改めて今度とるところが、町と関係ないところで契約すると。だからあなた綺麗ごとばかりでなしに、そのときの選定委員長を出しなさいと言ったんですが。  あなたの答弁は整合性がない。駄目だ。 ○議長(西郷 一義君) 町長。 ○町長(住田 圭成君) 柳清議員からはそういうご指摘いただき、それは真摯に受け止めたいと思いますが、この審査にあたって私としては将来の施設運営について十分検討いただいて、厳正中立な選定をいただきたいという思いで申し上げているわけでして、その選定委員会にしましても、そういう方向で十分議論いただいたと。  そして、その評価の内容等十分精査しますと、いろんな角度で検討いただいた結果の表明だというふうに思っているわけでございます。  選定委員さんが一致されて今の山陰ビデオシステムを候補者として選定いただきました。その結果として私としては今の職員を最大限活用して、それだけのノウハウを持っておりますからその職員が地域のメディアとして頑張っていくという気持ちを持って取り組んでいただきたいという町としての要請をしておるところでもありますし、新しい会社も従来の職員の雇用については配慮いたしますと言っているわけですから、私はいい番組が出来るのではないかと思っています。 ○議長(西郷 一義君) 7番、野坂議員。 ○7番(野坂 明典君) このテレビ、地域テレビというのはテレビジョン放送、非常に将来の新しいまちの方向性を決める、あるいは町の方針を住民に伝えるという、非常に重大な役を持っているんです。なかなか書類だけ配ってもなかなか出来ないところをそのテレビで流せばかなりスムースに住民の皆さんに伝えられるということで非常に大事なところなんでけども、私が気になるところは、その放送に対して運営協議会なりそういうものが十分整備されていない状況ではないかなと危惧するわけです。番組編成に対してどれだけ行政のほうが、あるいは住民の意見なり、そういうものを汲み取って番組編成が今まで出来ていたかどうか。私はあまり十分でなかったと思うんです。そのへんのところの約束事が出来ているのかどうなのかお聞きしたいと思います。  それと、先ほどから話題に上っております職員の待遇ですけれども、新しい山陰ビデオシステムに要望すると言われております。けれども、この場になれば確約ぐらいされてもいいじゃないかと。結局選定の前に面接されたと思うんです。その時にやると言われたんなら、もう採用確約してもいいかと念を押すくらいしてもよかったんじゃないかと思いますけども、今の心境はどうだろうかと。再度面倒ですけどお答え願います。  あと、最後、収支計画書の中にどちらもなんですけども、指定管理料なり事業収入がメディアテックさんのほうには800万入ってます。でも、1ページ前のところを見ますと、コマーシャルの制作放送ということも入っているんです。コマーシャルは無料でやるんですか。そうでないと思いますが、テレビコマーシャルはその有料だと思いますが、それがこちらのほうの収入のほうにあがっていないところを見ると無料のコマーシャルをされるのかなと思ったりするんですけど、そのへんはどうなっているんですか。コマーシャルばかり流してもらっても困るんですから。そのへんのところをお伺いしますのでよろしくお願いします。 ○議長(西郷 一義君) 町長。 ○町長(住田 圭成君) 1点目の放送審議会、運営審議会の関係ですけど、従来からも、もちろん持っておりますし、放送法で定められたものでもありますし、当然持っておかなきゃならないですし、今のビデオシステムにいたしましても、当然管理者になりましたらそれは持たなきゃいけませんし、いわゆる番組がどうかということについてモニター制度の導入とかそういうことについても方向性を、姿勢を出しているところであります。  それは地域に密着したメディアとしてこれから地域の活性化につなげていくという姿勢をはっきり打ち出しておりますので、私は住民が求められるものが作れるというふうに確信をいたしております。  それから、職員の関係につきましては、まず、職員が従来どおり地域のリーダーとしてそこで働ける自信を持って、意欲を持って取り組んでいただけることが将来につながる問題でありますので、これまで取り組んできた足跡という、実績は高く評価しておりますので、この能力を活かせば必ずいいメディアとして活用できるというふうに思っているわけでありまして、職員に対しては皆さんにそういう気持ちを持っていただくことについて町としては全面的に応援をして今後の確約には努めますということははっきり申し上げているところでございます。  それからコマーシャルの関係でございますが、これがその選定委員会でどう議論されたか私は定かでございませんが、今の体制でもコマーシャルができるようにしてあるわけですから、それを十分活用しながら、地域の情報が伝わるようには経営方針としては出しているだろうと思っています。審議の過程でどのような議論があったかについては担当室長のほうから答弁させます。 ○議長(西郷 一義君) 井上室長。 ○まちづくり推進室長(井上 祥一郎君) コマーシャル関係については、現在も条例で謳ってありまして、今現在もコマーシャルの申し出があれば流しているような経過であります。  また今後のコマーシャル関係はあるとは思いますけど、そのへんについては業者の方と役場と相談しながら番組に支障が出ないようにしていきたいと思います。 ○議長(西郷 一義君) 斉下室長。 ○政策管理室長(斉下 正司君) それではもう一点の質問の自主事業計画および収支計画の中でコマーシャルに関する事業収入はどうかという点でございますが、山陰ビデオシステムさんの収支計画書のほうには自主事業によります収入は入っておりません。指定管理料をどのように使うかという収支計画書になっております。  で、コマーシャル等につきましては全員協議会の折りにお配りしました申請書の中の26・27ページに自主事業の計画がありまして、その中で映像制作事業につきましては200万の収入に対しまして140万の支出で60万の収益です。  それからコマーシャルにつきまして自主放送チャンネルコマーシャル放送等ということで、年間約40分程度を見込むというふうになっておりまして、収入が100万円、支出が10万円で90万円の収益、そのほかにもビデオダビング事業、イベント事業等を計画しておられます。若干、収支計画書の書き方が違うということで、山陰ビデオさんについては指定管理料の使途についての計画を収支計画にあげられたということでございます。以上です。 ○議長(西郷 一義君) 4番、小村議員。 ○4番(小村 公洋君) 先ほどらい、町長のご答弁、各議員さんのご質問を聞いておりましたところ、まず1点目に私が感じますのに、山陰ビデオさんとメディアテックさんとそれぞれ170万金額が違うということでございます。細田議員の質問に対しまして、年間170万メディアテックさんのほうが安くて、3年間合計いたしますと510万ほど高い買い物をするのではないかと、こういうふうに質問がありましたんですけれども、私も同じように考えておりますけども、全協でも色々な質問をいたしまして聞いておりまして私もかなり質問をいたしましたけれども、全員協議会の中での質問に対しまして明確な答弁がなされてないような気がしまして、私のほうも理解を100%いたしておりません。  これに対しまして選定委員会、公募の前にですね、幅広いところで人数を4人に限らず10人以上おられても良かったんじゃないかと思います。多角的な面からですね、いろんな採点をされますとある程度公平性が保たれたんじゃないかなとこのように思います。  それから、もう1点町長にお尋ねしますけど、先ほどらいですね、雇用促進に関しましてですね、雇用は継続してお願いするということを言っておられますけど、実際のところお願いは出来るんですけども、労使間の賃金に関しましてはですね、町としては介入できないと思います。現状何人使って、何人いらないというふうに言われますと、8人くらい現職員がおられるんじゃないかなと思います。2人しかいらないよと、そうしますとどういうことになりますか。  それと、もうひとつ。賃金はドンと落として現状維持。でも、これだけしか出せないから後は気に入らなきゃ仕方ないよ。町長のほうから使ってくれ使ってくれと言われたけど、収支に合わないから、使うほうとしては賃金は保障できないということになりますよ。現状維持よりかなり格差が出ますよ。いくら雇用をお願いすると言われましても、使うほうの側は受け入れ態勢があってもですね、使われるほうが拒否をせざるを得なくなるんですよ。生活権が守れない。こういうことも言えるのではないか、こういうふうに思います。労使間の賃金に対しましてですね、介入はできますか。そこまでは介入しないよと言われますとですね、斡旋はするけどという意味はなくなると思います。その点をどのように思っているのか回答をお願いします。 ○議長(西郷 一義君) 町長。 ○町長(住田 圭成君) 170万の議論につきましては、先ほどらい答弁を申し上げ、また室長のほうからも答弁申し上げたとおりでございますので、重ねて答弁はいたしませんが、審議委員の選出については議員の皆さんからご指摘もいただきました。今後このような問題等につきましては議会の十分意見を頂きながら慎重に対処してまいりたいと思っております。  また、雇用の関係につきましては、指定管理者に出します募集要項の中に町の要件として示しておりますので、それに対して応募した企業もその考えも明確に出しておりますので、私は町としてこのことを確約できるようにしてまいりたいと思っております。 ○議長(西郷 一義君) 小村議員。 ○4番(小村 公洋君) 先ほどの雇用問題に対しましてですね、町のほうから要項に出すと言われましたが、それじゃ、これに対しまして、どこからどこまでがそうなのか。条件を細部にわたって出しておられますか。年次休暇がいくらであるとかですね、ボーナスがいくら。賃金がいくらだとか、そういうことはあり得んと思います。  それともう1点、先ほどメディアテックさんのほうが地域に密着していると、よくやっていらっしゃるということなんですけども、そこまでよくやっていらっしゃるという回答が得られて、なおかつ、契約金額が非常に安い。内定している会社よりも安い。どこに非があるかということを全員協議会の中で細田議員が質問されたですけども、過去に何も落ち度はなかったと。このように答弁をなされましたけども、そこまで地域に密着しながら何の落ち度もなくてですね、なおかつ賃金が安いということになりますと、この採点方法に矛盾を生じるんじゃないか、このように感じております。これを主観的にどのように感じておられるのか回答願いたいと思います。 ○議長(西郷 一義君) 町長。 ○町長(住田 圭成君) 地域に密着といくのは、これまでメディアテックは地域に密着した放送をひとつの使命としてやっております。これは、農村型のケーブルテレビとして当然求めるものでありますから、今回新しく指定管理者として提案しておりますビデオシステムにしましても、地域に密着した放送をやっていただかなければなりませんよということを言っているわけです。それに対して、ビデオシステムは、自分のところはこういう考え方で取り組みますとはっきり言っておりますので、町が求めるものでないと。その判断のもとに選定委員会においても十分議論いただいての結果であるということを私は確信しております。  それから雇用条件等につきましては、町として雇用条件が悪くならないようにこれから議会に議決をいただきますと新しい会社といろんな点について協議して進めてまいらないといけないと思っておりますので、そのことについては町としても強く言っていきたいと思っております。 ○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  原案に反対の方の発言を許します。中田議員。 ○9番(中田 壽國君) 議案番号第73号、反対の立場で討論いたします。  今、提案されている会社ともう一社、今まで鬼テレビとして合併前の溝口町時代から、そして、合併してからも引き続き休日、土日を問わず努力し活躍している業者が申し込み申請をされております。先ほどらい、各議員から言われておりますが、一年間で176万円も安くて施行しようとする会社を指定しなくて、また、現在の職員のほとんどが町内在住の方で雇用されております。また、この職員は地域の活性化に大変に活躍されている職員であります。他の会社に採用してもらうとか、町長は答弁されましたが、これは、そういうことはそこの条件が合わなかったらどうしようもありませんし、どうしてそこの会社に指定できなかったのか町民に対しても不満が残るところではないかと私は思います。  よって、本議案に対しては反対討論といたします。 ○議長(西郷 一義君) 次に賛成の方の発言を許します。6番、長谷川議員。 ○6番(長谷川 盟君) 議案番号第73号、伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について賛成の立場で討論いたします。  この有線テレビ放送につきましては、溝口方式の直営と、岸本方式の中海、この2つの方法で現在伯耆町は走っています。これを将来どうするかということは恐らく現在検討されていると思います。私はこの点については、中海テレビに全面的に委託するほうがベター。財政面からしても、直営では施設の維持管理等は非常に難しい。こういうふうな考え方をもっています。全体的の有線テレビのあり方についてはこういう考えを持っています。  しかしながら、町独自の番組、自主番組の作成について今度指定管理に出すわけですけども、これにつきましては町の広報手段として必要であり、重要なことであると思います。  現在は鬼っこテレビのスタッフが努力に努力を重ねて、昼夜問わず、休日問わず一生懸命取り組まれていることは大変頭も下がる思いもしていますし、私自身大変評価しているところであります。  しかし、全体のあり方を含めてなんですが、将来を見据えたときには、やはり山陰ビデオシステムというのは規模的に見ても番組制作に必要な設備とか、過去の実績とか、それに基づくノウハウ、企画力、こういうようなものを総合的に判断すると指定はやむを得ないのではないかと、こういうふうに私は考えております。  しかし、先ほどらい確認しましたけども、加えて鬼っこテレビのスタッフの熱意を合わせて活用することによってさらに自主番組の制作がいいものになっていく、私はこういうふうに確信しております。  したがって、町長の責任においてこれを実現していただくことを強く期待して賛成討論を終わります。
    ○議長(西郷 一義君) 次に反対の方の発言を許します。幅田議員。 ○11番(幅田 千富美君) 議案番号第73号、有線テレビジョンセンター指定管理者について反対の立場で討論いたします。  まず、第1点、先ほどらい討論が進んでいますけども、質問の中でも出されたことですが、たったの4人の選定委員で将来の施設の運営について十分に審議をしていただいて、選定委員会で決定していただいたというふうに町長は答弁されました。将来、施設の運営の方法についても十分審議をしていただいた。  とんでもないのではないですか。  議会でそのような議論をしたことがあったでしょうか。  それをするような特別委員会を作る、あるいは、専門家も含めて、住民代表も参画して、そして、将来を見据えようではないかということを提案しても、それをしないでこのような状況になってまいりました。  中身を詳しく斟酌していきます。  まず、先ほどらい出ていますように、大きければすべてよしではないでしょう。176万も受け皿が高いほうに委ね、そして人件費、これは施設運営の中でも人がするんです。メディアは。人件費は大きなウェートを示す。当然であります。  しかしこの間、10年近くして町民そのものです。町民の方々と会話を交えて、昼夜問わず住民参画の根源としてテレビを放映しておられました。何にも無いところから努力に努力を重ねられた、町の職員がしていたものを、あまりにも素人がやって住民から不満が出て、そしてこのような専門家に委託となったわけです。  私は、もともとからこの問題については議論を重ねてまいりましたけど、今、ここに至ってこの職員を指定管理9月1日、それ以降の身分はお願いしている。このようなことを言っておられますけども、一度は首を切って退職をさせる。そして新たなところから採用していただく。そして、申請状況を見ますと、メディアさんより400万円も低くなっている。この差があくまでも企業の儲けにしていこうという、ありありとした態度ではないですか。だからメディアについても、経緯についても、そして労働法についても、準拠して様々な点から斟酌して将来を見据えた選定委員会で決められこととは思えません。  行政が二人、そして委員長と商工会の方、そしてこれまでの鬼の里テレビの歴史を十分に知っている人かといえば全くそうではありません。そういうところに委ねて将来を見据えた、運営も十分論議していただいた、このようなことが言えるでしょうか。私はあまりにも温もりと優しさがあり、住民参画のまちづくりと日ごろから言っていらっしゃる町長さんのスタンスとは大きくかけ離れた本当に一部の業者、そして一部の選定委員で決められた内容だということであります。こんなことが今後町の公共施設の運営についてまかり通るということになれば、どうして民主的なまちづくりということになるのでしょうか。  どうか議員の皆さん、本当に真剣な立場で今後の公共施設のあり方が問われる内容として判断していただきたいと思います。私は反対です。 ○議長(西郷 一義君) 次に賛成の方の発言を許します。  これにて討論を終結いたします。  これより採決をいたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。  起立少数であります。  よって、本案は、否決することに決定されました。                (拍手するものあり)  ここで休憩をいたします。次の日程がつかえていますので4時までトイレや喫煙してください。               15時52分(休憩)               16時00分(再開) ──────────────────────────────────────── ◎日程第6 ○議長(西郷 一義君) 再開いたします。  日程第7 議案第74号 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(鬼の館)を議題といたします。  町長に提案理由の説明を求めます。住田町長。 ○町長(住田 圭成君) 上程をいただきました、議案第74号、伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定についてでございますが、本案は、平成18年9月から鬼の館を指定管理者制度により管理運営を行うため、指定管理者の指定を行うものであります。  指定管理者に指定する団体の名称は、株式会社さんぴるであり、指定の期間は平成18年9月1日から平成22年3月31日までの3年7ヶ月間といたしております。  ご賛同いただきますようお願いをいたします。 ○議長(西郷 一義君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。  11番、幅田議員。 ○11番(幅田 千富美君) 鬼の館の指定管理者にさんぴるがあがっているわけですけども、議案説明のときに膨大な資料をいただきまして色々と研究させていただきました。  しかし、書類で見えないところはやはり直接事業者から色々と3年7ヶ月にわたる公の施設を管理していただくわけですから、やはり議会としてもその企業がどのような思いがあり、公の施設を管理させていただくにあたってに抱負などもやはり聞くべきであろうというふうに思ったわけですけども、その時間はない、暇のない提案の内容でした。  今回新しく伯耆町に事務所を設けたいのでというような公募がなされていますけども、伯耆町のどこにその事務所があるのでしょうか。教えていただきたいと思います。さんぴるの支店といいますか、出張所といいますか、どこにあるのかという点をお聞かせください。 ○議長(西郷 一義君) 町長 ○町長(住田 圭成君) 担当室長に答弁させます。 ○議長(西郷 一義君) 斉下室長。 ○政策管理室長(斉下 正司君) お答えいたします。さんびるの支店というのはどちらにおくのかはこちらのほうでは聞いておりません。チラシを見させていただきましたけど、中身についきましてはこの指定管理に関係した中身ではございませんので、特に派遣社員ですとか、清掃とかそういった内容の募集になっておりました。  仮に指定管理を受けたらということになりますけども、その際にはホールの中の事務室をこれが事務室になるかと思います。計画ではそこに職員を常駐で置くようになっております。以上です。 ○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  原案に反対の方の発言を許します。11番、幅田議員。 ○11番(幅田 千富美君) 議案第74号、鬼の館の指定管理者について反対の討論をいたします。  鬼の館が教育施設ということになっておりますけれども、やはり何人もこの運営については参画して公平にその恩典を受けるという施設であります。かねてからこの運営費が高いという点については指摘されているところでありますけども、今後の運営方法については専門家もいれた検討委員会を立ち上げ、広域的な連携、ネットワークを考えた運営を含めて検討していくというような方法がいいのではと、様々な意見もありましたが、その検討委員会も立ち上げないままでの指定管理ということであります。  さんびるということで決まっておりますけども、町はやはり地域経済を発展させていく。雇用の場を確保していく。その役目が地方自治体にあるということは当然であります。  現在直営でやっているわけでありますけど、今回中身を見させていただきますと伯耆町内には事務所がない。とった後にはそのホール内にある事務所を設けていくんだということで、新たに伯耆町内の事務所開設も募集要項が昨日の新聞に入っておりました。  4225万円、これを債務負担行為を起こして、3年7ヶ月の運営をさんびるさんに任せていこうという決定の方向であります。公の施設、運営管理、今後の方向、これも十分審議していかなければならない問題であります。専門家も含めていく。そうした方向が無い中で5名の方の審査で、そして7月22日にさんびるさんの面接があってこのように決まったということでありますが、どうして県内の業者が多々あるなかで松江市の業者を呼んでこなければならないのか。県自身も雇用の場の拡大、企業の思い、様々な形で心をくだしているという状況の中で、町長の政治スタンス、いかがなものか、このことを疑義を感じています。この管理方法については住民参画で検討していく。そういう立場から指定には反対であります。 ○議長(西郷 一義君) 次に賛成の方の発言を許します。  これにて討論を終結いたします。  これより採決をいたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決することに決定されました。 ──────────────────────────────────────── ◎日程第8 ○議長(西郷 一義君) 日程第8 議案第75号 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(岸本保健福祉センター健康増進棟)を議題といたします。  町長に提案理由の説明を求めます。住田町長。 ○町長(住田 圭成君) 上程をいただきました、議案第75号、伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定についてでございますが、本案は、平成18年9月から岸本保健福祉センター健康増進棟を指定管理者制度により管理運営を行うため、指定管理者の指定を行うものであります。  指定管理者に指定する団体の名称は、株式会社さんびるであり、指定の期間は平成18年9月1日から平成22年3月31日までの3年7ヶ月間といたしております。  ご賛同いただきますようお願いをいたします。 ○議長(西郷 一義君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。  11番、幅田議員。 ○11番(幅田 千富美君) 議案番号75号、ゆうあいパルの指定管理についてお尋ねいたします。  このさんびるさんの応募要項にそった事業内容などを見させていただきますと、非常にビアガーデンをやったり、カフェテラスをやったり、様々な事業展開をしていこうと、この施設を使って大いに儲けましょうというのが非常にありありの状況になっているようでありますけども、現在、障害者の作業所が入り口のほうで様々なものを売ったり、あるいは、たこ焼きを売ったりと住民との交流をしています。  そして、高齢者や障害者の割引、これもやられています。  様々な事業展開の中で肥満や高血圧や高脂血症、はやりの病気を解消していこうということからすれば指定管理に出すのではなくて、直営で最大限利用するような方向がいいのではないかと申しました。  そしてテナントも雇用の場として障害者が働く、そうした南部町の伯耆の国みたいにレストランをそうしたことに使えないかと様々な工夫をして、住民参画で120%の活用方法を考えていく。これが必要ではないかという点を提案してまいりました。  そして、今後、運営するにあたってのそのようなことがこのさんびるさんで出来るというふうにお感じになったのか、そのあたりの選定経緯、その点をお聞かせ願いたいと思います。  それから、さんびるさんはこの町内でどのような事業展開をこれまでしてきておられるのかという点についても知っておられる限りのところをお知らせ願いたい。以上です。 ○議長(西郷 一義君) 町長。 ○町長(住田 圭成君) 当然身体障害者の施設とは別に温泉棟の管理でございますので、町の温泉棟を活用した健康教室については町の考え方を優先して取組むということでありますし、ただ、この温泉施設が赤字にならないようにしていくためにはさんぴるとして十分、それなりの営業努力をしていくということでありますので、施設の有効活用には活かされるというふうに私は認識いたしております。  あとのご質問につきましては室長のほうから答弁をさせます。 ○議長(西郷 一義君) 斉下室長。 ○政策管理室長(斉下 正司君) さんびるの事業展開ということでご質問をいただきましたけど、まず申請書に記載のある内容では、旧河原町現鳥取市ですけども、そこの湯谷荘という温泉施設、これを指定管理で現在運営しておられます。 ○11番(幅田 千富美君) 町内で。 ○政策管理室長(斉下 正司君) 町内ですか。町内での管理については特に聞いておりませんが、正確には確認しておりませんが、旧溝口警察署のほうで清掃をしておられるという話を聞いたことがあります。それ以外については存じ上げておりません。以上です。 ○議長(西郷 一義君) 幅田議員。 ○11番(幅田 千富美君) ようするに町内では営業していないということが、旧溝口町であったような、なかったような段階だということで決められたということが分かりました。  もう一点お聞きしたいのは、指定管理がタダでいいですよと、後は大いに儲けさせていただきますよという姿勢がすごく分かったわけですが、やはりこの指定管理で営業していくのにね、どれだけの人件費の率があるのかと。地域経済の発展のうえでは見ていく環境にあると思うんですよ。  やはり、今職員の方々がここで暮らしを立てているということになりますからね。こういう方たちが9月末で首を切られて、また新しい会社で継続雇用、さんびるさんが雇用をきちんとしてくださるのかどうなのかという点も、まあ、丸印がついていたからそのようであろうなというふうな程度のことなんですけども、さきほど、テレビのところでね討論があったように、人件費がね、やっぱり儲けが主ですから一番低いんですよ。このへんでも労働者の労働条件の確保、これはどういうふうにお受けになったのかどうかというところと、継続雇用という点でも担保がどのようになされたのかという点は重要視されますし、もしも、さんびるさんが儲からなかったからやめたわと3年7ヵ月後になった場合に、その時に継続雇用で雇われていた人たちの身分はどのように保証されていくのかという点もどのような担保がなされているのかという点をお聞きしたいんです。  何故かと言いますと、大きく取り上げられている経理の問題、9年前に民間に丸投げしてそれでまたやりくりするというようなことで、もう公の施設でありながら、きちんとした管理ができていなかったということがクローズアップされていますでしょ。そして全国でも多々そういうところもあると。伯耆町には無いという報告を受けていますから安心していますが、そういうことが許される状況になってくるわけですよ。  莫大な税金をかけて建てた公の施設が、そして、住民の健康増進のために作られた施設が、このさんびるさんの儲けを保障するというふうになってくるわけですから、そこらへんでのお話し合い、どのように公の施設として、お手本になるような従業員の管理監督のうえからも、安全確保のうえからも、そして、企業としてのマナーのうえからもお手本になるような企業であるのかどうなのかという点ではどのような担保権を勝ち取られているのかどうかっていうところを教えていただきたい。 ○議長(西郷 一義君) 町長。 ○町長(住田 圭成君) 現在におきましてもゆうあいパルの管理運営については地域振興株式会社に委託しているわけでありまして、現在働いている職員はその地域振興株式会社の職員として雇用しておりますから、引き続いてその職員の雇用については条件として求めているわけであります。  また、受けましたさんびるにしてもその雇用について十分配慮すると言っていますので従来と変わらない体制でこの管理運営ができると思っております。  それから、この温泉棟、それぞれの施設の着眼点とかポイント、視点というものを選定委員会で確認をされておられます。特に温泉棟については衛生管理、安全という面ではこれが一番求められる問題であろうと思いまして、施設は町の施設でありますので管理運営、衛生面については町としてしっかり指定管理者に監督をしていかなければならないと思っております。 ○議長(西郷 一義君) 幅田議員。 ○11番(幅田 千富美君) 労働条件の継続という点がどうなのかっていうことをお聞きしたんですよ。首を切って、新しく雇用になるのか、あるいは、そうじゃなくて雇用の継続年数や退職金や様々な労働条件が続いていくわけですからそのへんの担保はどうなっているのか、撤退したときに次の事業者に継続されるということが担保権になっているのかどうなのか、そういった点も話し合いがされているのかどうなのかということを聞いているわけですしてね、希望的観測を聞いているわけではないので、そのへんをお聞かせください。 ○議長(西郷 一義君) 町長。 ○町長(住田 圭成君) さっき言いましたように、地域振興株式会社として雇用しておりますので、その中でこれは対応していくことになると思います。退職金がいくらとか、そういうような事の定めがどうなっているのかということよりも、職員の勤務規定といいますか、その中で対応をしてまいることになると思います。 ○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  原案に反対の方の発言を許します。11番、幅田議員。 ○11番(幅田 千富美君) 議案番号75号、保健福祉センターゆうあいパルの指定管理について反対の討論をいたします。  鬼の館でも申し上げましたけど、町内にこれまでの経験もなければ、住民とのつながりも無いという中で、新しく参入される企業であるということが明らかになってきました。地域経済の発展や雇用を守る地域産業の発展は地方自治体の役割でもあるわけですね。それをあえて島根県の業者に道を拓いていく、設ける口を与えていくという政治スタンスにまず1点反対します。
     そして中身を斟酌しますと、指定管理料はタダでいいけれど、人件費がどこの参入業者よりも安い。1400万でやれるんだということになっています。  といいますのは、先ほど町長が答弁されたように、雇用の継続ということが担保されるでしょうというような振興会社、そこで雇われているのでそうなんだというふうなことをおっしゃいましたけど、やはり、そうなっていない内容がある。  にもかかわらず、審査委員会のほうではOKになっていると。これもなかなか不思議で、町民の暮らしを守っていく、雇用を守っていく、権利を守っていく、その立場にある公の施設のあり方、これを全く儲け本位の業者に丸投げしていくと、安全の確保や、サービスの確保、労働者の権利の確保、そういった様々な点からしても何ともかんとも不安な中での指定管理でありまして、これは、先ほどのテレビジョンセンターと同じ立場です。こんなことを公の施設でやられていくならば、本来のまちづくりの基本にある人材センターや様々な民間から参入していらっしゃる人たち、今働いている人たちの身分も不安定になっていくということからも安心のものになっていない。このことから反対です。 ○議長(西郷 一義君) 次に賛成の方の発言を許します。  これにて討論を終結いたします。  これより採決をいたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決することに決定されました。 ──────────────────────────────────────── ◎日程第9 ○議長(西郷 一義君) 日程第9 議案第76号 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(清掃センター)を議題といたします。  町長に提案理由の説明を求めます。住田町長。 ○町長(住田 圭成君) 上程をいただきました、議案第76号、伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定についてでございますが、本案は、平成18年9月から清掃センター指定管理者制度により管理運営を行うため、指定管理者の指定を行うものであります。  指定管理者に指定する団体の名称は、有限会社アリオンであり、指定の期間は平成18年9月1日から平成22年3月31日までの3年7ヶ月間といたしております。  ご賛同いただきますようお願いをいたします。 ○議長(西郷 一義君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。  11番、幅田議員。 ○11番(幅田 千富美君) 議案第76号、清掃センター指定管理についてお尋ねします。  これは当初390万ということで公募をかけたというふうに思っておりますが、減額で応募してこられたという結果だろうと思いますが、この清掃センターというのはやはり、住民の環境保護という点からとっても大事な仕事であり、そして、ダイオキシン対応、その他様々な点でも専門的な知識を持った運営をしていくという内容になるわけですけども、この安いほうがいいと、そこが一番の選定の基準ということではないと思いますけども、そのあたりではどのような担保、安全性をあげたらね、この差額の中でできるというふうにおっしゃっているのかその点を教えていただきたいと思います。 ○議長(西郷 一義君) 斉下室長。 ○政策管理室長(斉下 正司君) お答えいたします。清掃センターの安全性ですが、申請書の中にございましたが、安全点検表というのが日々の点検、月の点検というのがございます。これが現在委託をだしている会社が実行しているというのがついていまして、これは引き続き今後もこの点検リストに基づいて点検をしていくというご説明でした。  それから、それ以外の部分で確かにお話としてはもう一社のほうが経費が安いということがございましたが、最後まとめの意見交換の中で出ておりましたのが、老朽化している施設をなんとかうまく運転して、延命するように頑張りたいというようなそういった細かい提案なりがアリオンさんからはあったという発言がございました。  それ以外に質疑応答の中で、アースサポートさん、緊急体制につきまして図示がございましたが、その図示が現在の本社の危機管理体制ということで清掃センターを仮に指定を受けたらどうかということについて載っていないがという質問に対して、指定管理を受けてから考えますという答えでした。質疑応答、主な部分は以上のような回答でした。 ○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  原案に反対の方の発言を許します。  次に賛成の方の発言を許します。  これにて討論を終結いたします。  これより採決をいたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決することに決定されました。 ──────────────────────────────────────── ◎日程第10 ○議長(西郷 一義君) 日程第10 議案第77号 伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定について(おにっこランド及び鬼のミュージアム)を議題といたします。  町長に提案理由の説明を求めます。住田町長。 ○町長(住田 圭成君) 上程をいただきました、議案第77号、伯耆町公の施設に係る指定管理者の指定についてでございますが、本案は、平成18年9月からおにっこランド及び鬼のミュージアム指定管理者制度により管理運営を行うため、指定管理者の指定を行うものであります。  指定管理者に指定する団体の名称は、アースサポート株式会社であり、指定の期間は平成18年9月1日から平成22年3月31日までの3年7ヶ月間といたしております。  ご賛同いただきますようお願いをいたします。 ○議長(西郷 一義君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。  11番、幅田議員。 ○11番(幅田 千富美君) 議案番号77号、おにっこランド及び鬼のミュージアム指定管理についてお尋ねします。  第1点は、このアースサポートさんは前回貴住山の除草作業ですか、管理をとられた会社ですね。同じ会社ですね。それで、これをとられたときにも皆さんから相当な批判がありましたけど、何で町内の人がいっぱいいるのにどげしたことだって、だいぶ叱られた経緯があるんですけど、今度事務所は三部の24に営業所があるんですか。これの営業所が今どこにあるのかその点を教えていただきたい。  それから、書いてありますように、集客の計画がなしですべて人件費を削減して経費にあてていくんだということで応募してきておられるということでありますけども、そのようなことでこれまで事故が起きたり、それからこのようなお客様が無いような状況の中で民間に1255万6千円でしていくと。それから借金してでもそのお金は3年間部分は担保して出すんだというようなことになるわけですけども、これもアースサポートさんが町内で営業をしてそして安全と安心とそのサービスが守られるという保障がどのようにあるのかということをお聞かせ願いたいと思いますし、今まで事業団で管理していましたけども、この事業団で職員の人たちがどのような配置になるのかその点についてもお聞かせ願いたいと思います。以上。 ○議長(西郷 一義君) 町長。 ○町長(住田 圭成君) 担当室長から答弁させます。 ○議長(西郷 一義君) 斉下室長。 ○政策管理室長(斉下 正司君) 鬼の伝承公園、事務所はどこにあるのかというお尋ねですが、この第一募集の鬼の伝承公園、この指定管理につきましては事務所の設置ではありませんで、連絡がとれるところの意味合いで、今回の募集要項の書き方とは違っております。現在、ご指摘のとおりそこが連絡所ということになっています。  ただ、今回の指定管理の募集につきましては、要項の中で指定管理をとった場合には事務所を設置するということになっておりまして、面接のときの質疑応答の中でも確認はとれております。  それと、集客計画がないということですけども、これはご指摘のとおりでして、今回ご提出いたしました意見書の中身につきましても委員会でそのような議論があったことを付記して意見としてつけて出させていただいているところです。  これにつきましては、意見書に書いておりますとおり、やむを得ないということで、現地説明会の参加者は多数あったにもかかわらず、結局は1社しかなかったということと、本施設が今後存続されるかどうかについては定かでないというような事を募集要項に書いております。そのために業者としても積極的な事業展開が出来ないであろうということから鑑みまして、意見を付しましてアースサポートに指定管理者とするにはどうかということでございます。  これにつきましては、意見書に書いておりますとおり、今後工夫するよう行政の方としても仮に指定管理者になった場合には指導していくという、あるいは、協定を結ぶ際にはそのへんの努力義務等を付するようなことになるのではないかと思われます。  それから安全、安全の保証ということでして、これにつきましては募集要項の中にどのような安全面の配慮をしなければならないのかということを仕様書に書いております。これを実際に行っていただいくということでそれを確認する作業等によりまして安心、安全の確保をしたいと考えているところであります。  それから職員の雇用の関係ですが、現在の観光開発事業団の職員の方を最優先するというふうになっておりますけども、雇用条件につきましては会社の条件によるということになろうかと思います。以上でございます。 ○議長(西郷 一義君) これにて質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  原案に反対の方の発言を許します。7番、野坂議員。 ○7番(野坂 明典君) このおにっこランド及び鬼のミュージアムにつきましては、今こういうイベントの施設は非常にどこも経営に四苦八苦しておられます。ほとんど採算が取れるところはまず無いといってもいいくらいです。どこの市町村でも取り扱いに苦労しているところでございますけど、本町としてもそういう施設がありまして、この機会ですから、今あそこにある鬼のミュージアムを閉鎖する。そして電車、弁慶号は運休する。滑り台は半分程度、3分の1程度でもいいかもしれません。に縮小する。で、無人開放する。そうすれば町民の憩いの場としても無料で憩いにできる。場所としても非常にいい場所です。大変いいところだと思いますのでその公園としての施設としては残したほうがいいと思いますけど、遊具関係すべて廃止にして新しく出直したほうがいいのではないかと思いますのでこの案件については賛成することはできませんのでよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(西郷 一義君) 次に賛成の方の発言を許します。  次に反対の方の発言を許します。11番、幅田議員。 ○11番(幅田 千富美君) 議案番号77号、おにっこランド及び鬼のミュージアム指定管理について反対の討論をいたします。  まず、第1点はこの施設、年間1255万6千円保障して今後運営していく、そして町内の連絡所をとりあえず作るけれどというような県外の方の事業者が入ってくると。  これまでやっていた従業員の雇用もどうなるかということも非常に不安定、こういう中で3年7ヶ月、その業者に委ねるということです。  この運営、あり方についても専門家や住民参画で方向を示す。いい機会だからというふうに何度も言ってきましたけども、そのようになっていません。  4245万6千円、これも今回この後の予算に組んでありますけども、この3年何ヶ月のお金も作って、債務負担行為をおこして、そこに委ねていこうという内容になっています。  具体的な提案を野坂議員がされましたけども、今この業者に委ねていくのではなくて、閉館も含めて慎重に検討していく。そのためにも直営にしておくことが必要であると。絶対に今動いたならば膨大なお金が今後本当に町内の子どもたちが使うということを言いながらも、安心で安全でサービスが保障できるかということになると、この人員と人件費を減らして、そして将来の展望の無いその業者に委ねるこれは相成らない。  滑り台と列車は動かしたほうがいいとおっしゃいましたけど、子どもが乗るものでありましてね。いくら3分の1減らしたからといっても、古くなったローラーの滑り台もサーッと滑らん、途中で引っかかったりなんかしてるわけでしてね、動かしておくとちゃんと見張っておかないといけない。これまでも事故が起きているという施設でありますので、その時はやはりいくら業者だからといっても、町が命についても、補償についても責任を負わなければいけないわけでして、本当に今ここで真剣に行く末を検討するうえからも業者に委ねるべきではない。直営にしておくべきだ。そして今年度中には結論を出していく。動かしてもらいたくない。以上です。 ○議長(西郷 一義君) 次に賛成の方の発言を許します。  これにて討論を終結いたします。  これより採決をいたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。  起立少数であります。  よって、本案は、否決することに決定しました。  ここで休憩します。55分まで。 ○12番(大江 昇君) 議長、関連質問をさしていただきたいですが。今までの全議案に対して。 ○議長(西郷 一義君) 全議案ですか。日程が立て込んでまして。簡潔にどれくらい。休憩の前ですか。 ○12番(大江 昇君) 休憩の前に。 ○議長(西郷 一義君) 3分くらいだと長いか。 ○12番(大江 昇君) いいです。結果で可決したのもある。否決したのもあるということですが、可決した分はこれから各社と協定されるわけですが、協定書の決まったものを全議員に配布していただきたいというのがひとつ要望。  それから、2議案が否決になっただが、その後の考えが、今すぐに聞いたって町長もすぐに答弁ができんかと思いますけども、今の現段階ではどげな考えを持っておられるか以上聞きたいと思います。 ○町長(住田 圭成君) 資料のほうはきちっと配布したいと思います。  それから、否決になりました2議案については非常に重く受け止めておりますので今後直営でやるのか、いわゆる非公募による指定管理でやるのか、その選択は早急に結論を出さないといけないというふうに思っております。 ○議長(西郷 一義君) 休憩いたします。               16時50分(休憩)               16時55分(再開) ○議長(西郷 一義君) 再開いたします。あらかじめ時間延長したいと思いますが、ご異議ありませんか。              (「異議なし」との声あり) ○議長(西郷 一義君) ご異議なしと認めます。よって、あらかじめ時間延長をさせていただきます。  ただいま、町長から議案第78号平成18年度伯耆町一般会計補正予算(第2号)から議案第80号平成18年度伯耆町索道事業会計補正予算(第1号)の議案の撤回の申し出がありましたので、議案の撤回を追加日程第1として一括議題にすることについて採決をいたします。  議案の撤回を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに賛成の方の起立を願います。  起立全員であります。  よって、議案の撤回を議案に追加し、追加日程第1として議題とすることとします。 ──────────────────────────────────────── ◎追加日程第1
    ○議長(西郷 一義君) 追加日程第1、議案第78号平成18年度伯耆町一般会計補正予算(第2号)から議案第80号平成18年度伯耆町索道事業会計補正予算(第1号)の計3議案の撤回を一括議題といたします。町長からの説明をお願いします。 ○町長(住田 圭成君) 議案第78号平成18年度伯耆町一般会計補正予算(第2号)から議案第80号平成18年度伯耆町索道事業会計補正予算(第1号)までの補正予算につきましては、先ほど提案をいたしました指定管理者の指定について否決されました施設、2施設あります。いずれも予算に関わります関係を今回上程いたしておりましたが、そういう状況でありますので、改めて補正予算の内容を精査して、今回の提案については撤回をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(西郷 一義君) おはかりいたします。だたいま議題にあがっています撤回の件を許可することにご異議ありませんか。              (「異議なし」との声あり) ○議長(西郷 一義君) 12番、大江議員。 ○12番(大江 昇君) 了承しましたがな、いつごろになるか、時期的なものをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(西郷 一義君) 町長。 ○町長(住田 圭成君) 自治振興課長から答弁させます。 ○自治振興課長(岡田 賢治君) 今回撤回させていただきます議案の修正、訂正にかかる議案ですけども、内容といたしましては本日可決いただきました件につきましては急ぐ内容でありましたので、準備が出来次第、臨時議会の召集をさせていただきたいと思います。  作業的にはそう時間がかかるものではございませんので、私が召集するのではありませんので、町長とも相談しまして、ここ数日の間、早ければここ2,3日の間には召集させていただこうかと思っております。  他の日程等もありますので、日程等も調整いたしまして出来るだけ早い時期ということにさせていただければと思います。                (発言するものあり) ○議長(西郷 一義君) あらためておはかり致します。今議題となっています撤回の件を許可することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) ○議長(西郷 一義君) 異議なしと認めます。撤回の件を許可することにこれで決定いたしました。  おはかり致します。  本臨時会の会議に付された事件は、すべて議了いたしました。  よって、会議規則第7条の規定により閉会いたしたいと思います。  これにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり)  ご異議なしと認めます。  よって、本臨時会は、これをもって閉会することに決しました。  以上をもって本日の会議を閉じます。  これをもって、平成18年第5回伯耆町議会臨時会を閉会いたします。  大変暑い中ご苦労様でした。               午後5時04分 閉会      ───────────────────────────────...